バナナフォン Nokia 8110 のデザイン性

ノキアから発売されたNokia 8110という機種。今時にしたら珍しいスマートフォンではなくてむしろガラケーに近い仕様であるKai OSという独自OSを搭載しています。日本だとかんたん携帯みたいなジャンルに入ってしまう通話メインだけれどちょっとしたSNSくらいは使えますよ、という感じのものだと思えばわかりやすいです。

このバナナのようなイエローとブラックの2色展開、スライドするとボタンが出て来るデザインは、映画「マトリックス」シリーズでも使われた旧Nokia 8110のオマージュとなっています。ただ、実際持ってみると価格がかなり安い(日本円で1万円ちょっと)ので質感は旧モデルよりもかなり簡素になっています。ですが、シンプルで気軽に使えてデザインが可愛らしいという、素敵な機種に仕上がっています。

日本国内ではかんたん携帯みたいなモデルになるとみな同じようなデザインばかり。昔のガラケーのような複雑で多様性のあるデザイン性のあるモデルはほぼ皆無といった状況です。しかし、世界を見てみると実はガラケー的なモノのデザインはかなり幅が広く、どうしてそういうものが出ないでお年寄りのため、みたいな感じだけになっているのかなと疑問に思います。これくらい尖ったモデルもまだまだ需要はあると思うのですけれども。

Shareこの記事をシェアしよう!

Commentsこの記事についたコメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です